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客のタイヤに穴あけて保険金で儲けてたビッグモーター保険金不正請求事件#1

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客のタイヤに穴あけて保険金で儲けてたビッグモーター保険金不正請求事件

中古車販売大手ビッグモーター(東京)による自動車保険の保険金不正請求問題で、同社が期間を区切って過去にさかのぼり、車両修理の全件を調査することが22日、分かった。社内調査を諦め、第三者機関が洗い直す方向で検討している。社内調査では踏み込み不足になると懸念した損害保険会社が要求した。対象は数十万台規模に膨らむ可能性がある。

 国土交通省が26日にもビッグモーター側から聞き取り調査を行う方針であることが同省関係者への取材で判明した。  全件調査は、ビッグモーターが共同通信の取材に認めた。ビッグモーターによると、修理件数は、同社に出向者を出していた損害保険ジャパンなど損保大手からあっせんされた車両の分だけで年間3万件に上る。ほかの損保なども含め、複数年が調査対象となる見通しだ。ビッグモーターの外部弁護士の調査報告書は、不正行為が少なくとも2018年ごろから続いていたとの見方を示している。  調査は「アジャスター」と呼ばれる事故調査の専門家が独立した立場で行う案が出ている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/21eb76836cc5f3e1d2e1c77963674055da72c636

九州にあるビッグモーターの店舗で撮影された映像では、ドライバーでタイヤにねじを突き刺す男性。タイヤからは空気が抜ける音が…

「写真の写りはこれくらい。ここに刺して、ここから(写真を)撮ったら、溝があるような感じに」

撮影したのは、車検などを行う整備部門の責任者だった男性です。

ビッグモーター 九州エリア 元整備部門 責任者
「(保険を)適用させるために、わざとパンクしたように装って申請するやり方を指南している動画です」

調査報告書では、修理などを担う板金・塗装部門で車にドライバーやゴルフボールで傷を付け、保険金を水増し請求していたことが明らかになっていますが、不正は整備部門でも行われていたといいます。

ビッグモーター 九州エリア 元整備部門 責任者
「本来、保険がきかないものを、きかせるために、本当のことではない損傷を装って保険を不正請求する。私がもう少しきちっと止めたかったというのはあるが、いかんせん立場的に力がなくて、悔やまれますね」

“不正が普通に”ビッグモーター現役従業員

20日、news23の取材に応じたのは、関東地方のビッグモーターで働く男性です。

ビッグモーター 現役従業員
「とうとうばれたなみたいな、正直」

ーー不正請求問題が明らかになって職場はどんな感じか?

「今、結構、本部の人たちが店舗に出入りしていて、はたから見ると、そわそわしているなというのはわかりますね」

男性は、不正は社内の至るところで行われていて、自身もその一部に加担してしまったと話します。

ビッグモーター 現役従業員
「車検に通らない車とか、『走ればいいや』という車を納車したり。コーティングをお客さんが依頼をして、コーティングしないで、お金だけ振り込んでもらって納車してしまう。それに携わった」

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/615767?display=1

東京海上・三井住友も関与

中古車販売大手の「ビッグモーター」が保険金を不正請求していた問題で、大手損保3社が過去に「ビッグモーター」に出向者を出していたことが分かりました。 「ビッグモーター」に出向者を出していたのは、▼「東京海上日動火災保険」▼「三井住友海上火災保険」▼「損害保険ジャパン」の3社です。 関係者によりますと、損保3社は店舗数を急拡大させていた「ビッグモーター」に対して、現場従業員の指導や教育を目的に、営業部門などに社員を出向させていました。 3社とも遅くとも今年3月までには出向を取りやめたということです。 また、関係者によりますと、損保3社は事故に遭った契約者から自動車修理工場の紹介を依頼された際に、提携先の一つとして「ビッグモーター」を紹介し、「ビッグモーター」側は実際に入庫された台数に応じて自賠責保険の契約を割り当てていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ef97b091a46d5b46026dc22fa3fa7e3d48285ad9

なるほど、車の販売店がしきりに自動車保険を勧めてくるのはこのためだったんですね。

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