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星組公演、シアターオーブ「BigFish」のあらすじを再確認していくっ!!

目次

シアターオーブといえば動線はくっそ悪いけど、すっごく綺麗な劇場

私はそんなイメージがあります〜

劇場の雰囲気が透明感があるというかいい具合に冷たいといいいますか、初夏や夏に非常に相性のいい劇場といった印象です〜

そんなとこで心温まる内容のBigFishを星組で見れるのは非常にラッキーかと思いますが、ポスターなどの公開が遅れて、毎度のごとく花組さんにご迷惑をおかけしてるという剛毛確定演出があったので、公演の満足度としては保証はできません〜すいません〜

というわけで作品のあらすじを追っていくっ!!

身重の妻ジョセフィーンと暮らすジャーナリストのウィル・ブルーム。彼の父エドワード・ブルームは自らの人生を巧みに語って、聞く人を魅了するのが得意だ。ウィル自身も幼い頃は父の奇想天外な話が好きだったが、年を取るにつれそれが作り話であることに気づき、いつしか父の話を素直に聞けなくなっていた。3年前の自分の結婚式にエドワードが息子ウィルの生まれた日に巨大な魚を釣った話で招待客を楽しませた時、不満が爆発する形でウィルは父に今夜の主役は自分であると訴え、父は自慢の息子の結婚式を盛り上げるためだったが裏目に出てしまい、ウィルは一方的に父と疎遠になる。

そんなある日、母サンドラから父が病で倒れたと知らせが入る。ウィルは妻ジョセフィーンと共に実家へと戻る。しかし、病床でジョセフィーン相手に、ホラ話を語り出す父と、本当の父を知りたいと葛藤する息子は理解し合えぬままだった。

『エドワードは若い頃から楽天的で人を幸せにする事が大好きだった。幼いとき、街のお化け屋敷の魔女の眼帯に隠された片目で、自分の最後を知ったため怖いもの知らずでもあった。ある日、住んでいる街に5メートルもある巨人カールが現れた。住民を怯えさせるカールを説得して二人で生まれ故郷を出る事になった。途中、森の奥に夢のように美しい「スペクター」という街を迷い込む。住人が裸足のため少女に靴を取られる。街を出たあとカールと寄ったサーカス団で運命の女性と出会った。彼女の素性を教えてもらう為、サーカスに入団する。実は狼男だったキャロウェイ団長を助け、ついに運命の女性=サンドラと再会を果たす。しかし、サンドラは別の男性とすでに婚約していた。諦められないエドワードはあの手この手でアプローチを繰り広げる。サンドラの大好きな水仙を一面に植えた花畑で婚約相手にボロボロに殴られるが、それはサンドラに「決して殴らない」と約束したからだ。これでサンドラのハートを射止め、やっと結婚できたエドワードだったが、戦時招集を受けて兵役を受けることになった。兵役の期間を短縮するため、あえて命懸けの任務を受け敵国軍の慰問会場にパラシュート潜入。目的の書類を奪取すると下半身が一つの双子の美女歌手を味方につけて、敵国からの脱出を図り、行方不明で戦死通知を受けて悲しみに暮れるサンドラの前に、笑顔で生還を果たした。退役後、ロボットハンドのセールスの仕事をしていると、スペクターの住民だったノザーの銀行強盗の片棒を担がされるが、銀行強盗が儲からないと説得すると、ノザーはウォール街の投資家となり大金持ちになった。ノザーの多額の謝礼で白い柵の現在の家を手に入れた……』

父の荷物を整理していたウィルは古い証書を見つけると、エドワードの過去を聞くために、証書に名前の記された女性ジェニファーに会いに行く。お化け屋敷のような場所に1人で住むジェニファーからホラ話の続きを聞いた。

『セールス帰りのエドワードは信じられないくらいの大雨をくらい、車ごと人魚のいる湖底まで沈んでしまう。翌日、水が引いたそこは不況で荒廃した「スペクター」だと気がついた。エドワードは知り合いを説得し資金を集めて「スペクター」の再建に奔走した。見落としていたボロ屋敷に住んでいた頑固なジェニファーも説得し、屋敷もリフォームした、そんな一途なエドワードをジェニファーも愛してしまうが、妻子のために不貞関係を受け入れず、エドワードは昔のように美しくなった「スペクター」の街から去っていき二度と戻ってこなかった。ジェニファーはかつてエドワードから靴を奪った少女で、愛されなかったジェニファーは屋敷とともに年老いて、化け屋敷の魔女となった……』

ジェニファーの話から、エドワードが多くの人に愛され、妻子を深く愛していたことを知る。

ウィルが家に戻ると、エドワードが入院し危篤状態になっていた。一人付き添いをするウィルにベネット医師が本当の話をする。 『ウィルが生まれる日に、エドワードはセールス出張をしており出産に立ち会えなかった。そのことをずっと悔やんでいた』だから、ビックフィッシュのホラ話をしているのではないかと語った。

夜中、危篤のエドワードが意識を取り戻し、息も絶え絶えにウィルに自分の最期の話をしてくれと頼む。ウィルは父の頼みを聞いてホラ話の結末を考えた。

『翌朝、元気になったエドワードはウィルとともに急いで病院を抜け出す。邪魔するものを躱してカーチェイスの末に川に着くと、エドワードに関わったすべての人々が待っている。ウィルに抱えられて笑顔で別れを告げるエドワード。それをみんな笑顔で見送る。川にはサンドラが待っていた。エドワードは口から婚約指輪を出してサンドラに渡し、水中で「ビッグフィッシュ」となり、そしてビッグフィッシュは川を泳いで去っていった。』

ウィルの話に満足してエドワードは息を引き取った。

エドワードの葬式に、これまでホラ話だと思っていた人々がたくさん集まってくる。容姿は誇張されていたが、実際にあったことを面白おかしく話していたのだ。

数年後、実家のプールで遊んでいるウィルの息子は友達に「おじいさんは5メートルの大男と戦ったことがあるんだ」と自慢すると、ウィルは「そうだよ」と答えるのであった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ビッグ・フィッシュ

映画はもう傑作としか言いようのない作品、しかし見た人の満足度は高いながら、世間的に地味な印象を持たれているのがまた知られざる名作といった感じでいいですよね〜

私はこういう作品好きです〜

映画の口コミはこんな感じです〜

ザーハンズ同様、主人公の名前はエドワード。彼の嘘のような数奇な人生を紐解きながら物語は進んでいく…..
かつては自慢だった父親の昔話。
それは息子を喜ばせるために、面白可笑しく作られた話…のはずが…。

こういうメルヘンチックなおとぎ話を描かせたらティム・バートンは最強。
しかも子供向けのおとぎ話ではなく、大人こそが観るべき物語。そこには胸いっぱいの愛が溢れてる。
シザーハンズと双璧を成す、ティム・バートンの傑作映画。

本当に心に残る名作です。

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親と子の軋轢・・・作ろうとして作る人はいません。いつの間にか溝が深まってしまった、そしてそれが身に迫っている人には響くかもしれない映画です。父と息子のすれ違いが、この映画では描かれます。

父親が話す昔話はいつも尾ひれがついて、実際に起こった事と嘘がないまぜになっています。大人になった息子はそれを嘘だとしか思えなくなりました。

思えば私達だって、昔話を盛って話します。聞く人を楽しませ、どんなにそれがすごかったか、心に残ったか、自分がどう感じたかを誇張します。聞くほうも、嘘だってわかってるけど面白いんですよね。嘘の中に現実を捉えた真実があるのが伝わるからです。

しかしこの父親と息子は、ほら話が互いの溝を深めるばかり・・。果たして、父と息子は分かり合えるのか・・?

父のほら話が見事に監督ティムバートンのファンタジー世界と融合し、めくるめく世界を作り出しています。
父のほら話が、どこまでが本当でどこからが嘘なのか、現実と虚構の境が分からなくなるような不思議な作りは、父と息子の間に流れる空気感をまざまざと体験させてくれます。

ティムバートンがオーディオコメンタリーで言っていました。「ほら話の中の父親は、基本的に美化されている。きれいな自分に作り替えている。それを映像で表現しているんだ。昔話というのはそういうものだ。どうでもいい部分や都合の悪い部分は忘れられ、良い部分が強調される。」

素晴らしいのは、こうした題材を通して親と子の愛情を描いているところです。

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舞台化もされているので、今回はその宝塚バージョンになりそうです〜

宝塚バージョンがどうなるのかとても楽しみですね〜

殉職で腐りながらも、あのキャストなら見て後悔しない作品になると私は予想してます〜✨

本当に楽しみです〜

チケット取れた人は十分に楽しんで、レポあげてくれると嬉しいです〜

以上

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