鴛鴦歌合戦が正直ボンドと似たような香りがした。
いや花組はよくやってるし後述するGRAND MIRAGEはほんとに良かった。傑作だと思った。
だがしかし鴛鴦はボンドに似ていた。なんでだろう、途中で桜蘭記と柳生忍法帖を馬鹿にするような件があったのが若干不快に思えた、多分他にも違う作品へのディスりがあると思う、これはパロディ?じゃないな、ただただ馬鹿にしているなと私は思った。
うたかたをリメイクして年度代表作にしたほど他の演出家へのリスペクト精神がある小柳がそんなことするとは思えないので、脚本に誰かが手を加えたとしか思えないくらいつまらない出来具合。
久しぶりに眠気を催す作品だった。頬をかみながら必死に眠気に耐えたが…同行者も同じ感想だったようで、うたかたが素晴らしい出来だっただけに、ボンドのようなロミジュリのようなめぐり会い〜のような香りを感じとってしまって、ああこれは、はいからとうたかたを作った小柳先生とは別の小柳先生が出てきましたねといっていた。
あれは一体誰の作品なのか…
グランドミラージュも作風が今までの岡田先生とは一変していたが、最近のショー作品、例えば深海とかジュパリみたいな寸劇一切ない場面にストーリー性を持たせて爆踊りで歌いまくりでハードな作りに、往年の名作を産んできた岡田先生のエッセンスも加わりノスタルジックさとモダンさが絶妙にマリアージュするこれは傑作と言わざる負えないような出来で、個別な場面のレポはTwitter民が落としてくれているともうのでそちらを参照していただきたいが、エトワールはものすごかった、ギャツビーのエトワールくらいの高難易度だった。
あれは必見
言い忘れていたのだが、まどか様が舞台とレビュー通じてハイパフォーマンスだったのも印象的だった、最近の人気の公演ではトップ娘役さんの好演が人気の鍵となっているのでおそらく今回も人気が出るとは思うが、鴛鴦がTwitter上で異常な盛り上がりを見せているので若干怪しさを感じる点がボトルネックにならなければいいなとは個人的に思う。
なんだろう、新人韓国アイドルグループが出てきた時と騒ぎ方が似ているというか、逆に岡田先生のロマンチックレビューへのアンチがすごく多いのも気になるし。
実際人気が出切らずに終わる可能性もあるのかな?とは思う。杞憂だといいのだが
以上